空手の国際大会で優勝した中学生の双子の兄弟が豊中市長 に報告
ロシア・モスクワで行われたロシア国際青少年空手道選手権大会(主催=ロシア極真館連盟)の男子14歳~15歳60キロ級で、豊中市立第八中学2年生の井元麟太郎さんが優勝し、55キロ級で双子の弟・井元虎太郎さんが準優勝に輝いた。2人は1月12日、豊中市役所を訪れ、淺利敬一郎市長に喜びの報告を行った。
昨年12月12日から13日まで。
大会は2年に1度の開催で、今回は2015年12月12、13両日にあった。12~13歳、14歳~15歳、16歳~17歳の年齢および体重別に階級が分かれ、防具付きの直接打撃制を採用している。
今回はドイツやブルガリアなど世界8カ国から約500人が出場。2015年5月に埼玉県戸田市で開催さ れた全日本青少年空手道選手権大会の中学2年生の部で、麟太郎さんが優勝、虎太郎さんが3位で入賞。ともにロシア国際青少年空手道選手権大会への出場が
決まった。
2人は小学1年生のときに、父親に勧められたことがきっかけで、極真空手道連盟極真館(水谷玄代表、野田町)に通い始めた。現在は兄弟そろって4回、豊泉家千里体育館(新千里東町3)や同道場に通い、約2時間ミット打ちや組手などの稽古に励んでいる。空手の腕前は2人とも黒帯。
ロシア国際青少年空手 道選手権大会の決勝戦で、麟太郎さんはロシアの選手と対戦。序盤から激しい打ち合いが続く中、麟太郎さんは相手の突きをバックステップでかわし、みずおちに突きを決めるなど練習通りの動きを見せ、4対0の判定勝ちで優勝を決めた。虎
太郎さんは決勝戦でロシアの選手と対戦し、残念ながら0対5の判定で敗れたものの準優勝を獲得した。
淺利市長が今後の目標を尋ねると、麟太郎さんは「受験のため、世界大会は出場できないので、全日本青少年空手道選手権大会を連覇したい」と話し、虎太郎さんは「次の全日本青少 年空手道選手権大会では、兄と同じ階級になる可能性があるので兄に勝って優勝したい」と話していた。
=情報提供・豊中市(梶川伸)2016.01.16
更新日時 2016/01/16