全日本高校女子サッカー選手権出場の大商学園高校が豊中市役所訪問
第24回全日本高校女子サッカー選手権大会(2016年1月3日~10日、兵庫
県三木市など)に8年連続8回目の出場を決めた大商学園高校(利倉東1、奥野正巳校長)の女子サッカー部の部員ら46人が12月14日、豊中市役所で淺利敬一郎市長に報告した。主将の中山桃香さん(3年)は「全国高校総合体育大会では準優勝だったので、今度こそ日本1になるために全員で戦ってきます」と力強く意気込みを語った。
女子サッカー部は2006年に創部され、現在部員数は43人。フォワードの選手ら前線からボールを奪いに行き、攻撃的な守備がチームの特徴。
選手権大会の関西大会を兼ねている第24回関西高校女子サッカー選手権大会では、和歌山県立和歌山北高校との初戦を16対0の大差で勝利。その後も準決勝まで危なげなく勝ち進んだ。決勝戦で8月の全国高校総体の決勝戦で敗れた日ノ本学園高校(兵庫県姫路市)と対戦。一進一退の攻防が続いた試合は後半17分に、ディフェンダーの久保田晴香さん(2年歳)が、相手校のクリアミスを逃さず右足でゴールを決めた。その後、攻め込まれる場面もあったが、強みのディフェンス力を発揮してそのまま1対0で勝利し、関西地区第1代表として全国大会出場を決めた。
この日は制服姿の選手と岡久奨監督、大西芳彦教頭らが、豊中市役所を訪れた。全国大会での目標を聞かれたフォワードの山田仁衣奈さん(3年)は「全国高校総体では得点をあげれなかったので、全日本大会では全試合でゴールを決めたい」と話していた。また、岡久監督は「全日本大会は、現在のチームの集大成の試合となるので、チャレンジャーとして優勝をめざした い」と話す。
全国大会の初戦は、1月3日に北海道地区第2代表の北海道大谷室蘭高校と兵庫県三木市の三木総合防災公園陸上競技場で戦う。
=情報提供・豊中市(梶川伸)2015.12.15
更新日時 2015/12/15