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池田市立五月丘小学校で車の組み立ての出前授業

出前事業の様子

 池田市五月丘2-3-1、市立五月丘小学校(山本眞弓校長、児童数499人)で12月3日、ダイハツ工業(本社・池田市ダイハツ町)が車の組み立てについての出前授業をした。見るだけではなく、「実際に触って」学んでもらいたいというダイハツの依頼を、市教育委員会が受けて実施した。ダイハツが小学校で出前授業を行うのは全国で初めて。
 授業は5年生(3クラス、95人)が1クラスずつ2限ごとに分かれて、体育館で行われた。1~2限目は1組の児童33人が参加。車ができるまでのDVDを見た後、同社スタッフと車は何からできているか、どうやって製造しているか質問を交えながら学んだ。
その後、児童たちは溶接や塗装などを体験するグループと、レゴブロックを使って生産ラインを体験するグループに分かれた。生産ラインでは児童たちが横に並び、レゴブロックでできた車のパーツを順番に組み立て、5分間で何台作れるかチャレンジした。参加した児童たちは「簡単だよー」と話していたが、実際に作ってみるとタイヤの向きが違ったり、フロントガラスがずれていたりなど、不良品の連続。児童たちは「正確に正しく作ること」「自分の役割を全うする」など、物を作るときに大切なことを学んだ。
 担当スタッフの平川義則さんは「この出前授業をきっかけに、将来を担う子どもたちが物作りに対して興味を持ってもらえたら嬉しい」と笑顔でコメントした。
 12月8日には秦野小学校(池田市畑1)でも出前授業を実施する予定。
=情報提供・池田市(梶川伸)2015.12.04

ダイハツ工業

更新日時 2015/12/04


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