このエントリーをはてなブックマークに追加

池田・石橋中学校で地域防災訓練

石橋中学であった地域防災訓練

 池田市井口堂3-6-1、市立石橋中学校(古田誠司校長)で11月27日、地域防災訓練が行われた。石橋中学校の22生103人のほかに、保育所の子どもや老人ホーム関係者、地域住民など計300人が参加し、災害発生から避難所運営までの流れを確認した。
阪神大震災や東日本大震災の経験から、防災意識を高め、地域住民との連絡・支援・協力体制を確認することが重要だと、石橋自主防災会会長・西岡政治さんが訓練を企画した。同地域で防災訓練は毎年行っているが、中学校も参加した訓練は市内でも初めて。
震度6弱の地震が発生したという想定で校内アナウンスが流れると、参加者らはグラウンドに集合。同地域では石橋中が災害指定避難場所になっており、生徒たちは近くの保育所や老人ホームを訪れ、避難誘導を手伝った。同時進行で避難所の設営やアルファ米の炊き出しも行われ、生徒たちは災害時に地域と協力して助け合うことの大切さを学んだ。また、池田市消防本部による応急手当や心肺蘇生法などの講習も実施された。
 西岡会長は「東日本大震災で中学生が活躍したというニュースを見て、すぐにこの防災訓練を企画しました。中学生のときにこのような訓練を経験しておくことで、いざという時に誰かを助ける存在になってくれれば嬉しいですね」とコメントした。
=情報提供・池田市(梶川伸)2015.12.01

石橋自主防災会

更新日時 2015/12/01


関連地図情報