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豊中で児童虐待防止の啓発活動

児童虐待防止の啓発

 11月の児童虐待防止推進月間を前にした10月30日、豊中市こども相談課の職員らがが、阪急豊中駅前のきたしん豊中広場周辺と阪急庄内駅周辺で、児童虐待の防止や発見・通告を呼びかける啓発活動を行った。豊中駅前では市のキャラクター・マチカネくんのほか、職員5人と民生・児童委員4人が「児童虐待防止の啓発活動を行っています。ご協力をお願いします」などと道行く市民に、ボールペン1000本と啓発用リーフレット1000部を配布し、近隣などで気に掛かることがあれば情報を寄せてほしいと呼び掛けた。
 この啓発活動は今年で4回目。2014年から地域の状況に詳しい民生・児童委員が協力している。
 午前10時、のきたしん豊中広場に啓発用ののぼりを設置。職員と民生・児童委員が「児童虐待を防ごう 守ろう子どもの笑顔」と書かれたタスキをかけて、マチカネくんと共に約1時間、啓発用物品を配りながら児童虐待防止を市民に呼びかけた。
 委員を務める仲峰子さん(蛍池東町)は、「児童虐待は見えないところで起きています。子どもと同じで、親も悩んでいます。子育て中の人には、よく頑張っていますね、という思いを持って啓発活動に参加しました」と話していた。リーフレットを受け取った井上平次さん(本町)は「大人がイライラしたりして、感情のはけ口が1番弱い子供に向かわないように、このような啓発活動で、多くの人に相談窓口や児童虐待の通告窓口を周知してほしい」語った。
また庄内駅前でも午前10時から啓発活動が行われ、職員人と民生・児童委員2人が市民に児童虐待防止を呼び掛けながら、ボールペンと啓発用リーフレットを配布した。
 豊中市は、今回の啓発活動の他にも、11月30日まで市役所庁舎壁面に横断幕を掲示
したり、市の公用車75台に啓発用マグネットシールを貼ったりして、児童虐待防止を市民に周知していく。市の児童虐待通告窓口はこども相談課06-6852-8448。
=情報提供・豊中市(梶川伸)2015.10.31

児童虐待防止推進月間

更新日時 2015/10/31


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