豊中南事業所防犯協会が防犯カメラ4台を設置
豊中南警察署管内にある事業所で構成する豊中南事業所防犯協会(長谷川龍司会長、173社)は、豊島西地区や千成地区など4地区に防犯カメラ4台を設置し、運用を開始した。10月19日には千成地区の防犯カメラが設置された株式会社フクト(福竹正治社長、千成町1)で使用開始の除幕式が行われた。
今回設置したのは、豊島西地区、大島二葉地区、千成地区、庄内北地区。それぞれ小学校の通学路に1台ずつ設置。フクトの入り口横の植込みには、高さ約3メートルある防犯カメラを設置。防犯カメラは人や車など動くものをカラーで録画し、1週間ほど映像を保存できる。
今回の設置で、豊中南防犯協会の全16支部で運用されることとなった。長谷川会長は「『防犯カメラ録画中』と記載された看板のある防犯カメラは、犯罪の抑止になる。地域の子どもたちの安全につなげたい」と話している。 除幕式に出席した青木孝子さん(千成町1)は「防犯カメラが設置された前の道路は車の抜け道にもなっているので、事故の防止につながり、児童たちが安全に通学できるようになればうれしい」と話している。
協会は安全・安心なまちづくりを事業者でもめざしていこうと1987年に設立。犯罪や事故の抑制、子どもたちの見守りを目的に2010年度から防犯カメラ設置事業をしている。2014年度までに豊中南署が管轄する全13小学校区に15台を設置した。
=情報提供・豊中市(梶川伸)2015.10.21
更新日時 2015/10/21