ボクシング全国大会」で優勝した豊中市立第五中の尾崎優日さんが市役所に報告
東京・後楽園ホールで開かれた第8回U-15ボクシング全国大会(9月6日)の中学生の部で優勝した豊中市立第五中学校の尾崎優日さん(12歳)が10月1日、豊中市役所の淺利敬一郎市長に喜びの報告を行った。
大会は小学4年生から6年生までの小学生の部と、中学1年生から3年生までの中学生の部があり、体重別に階級が分かれる。中学生の部の試合時間は1ラウンド1分30秒で、1分間のインターバルをはさみ3ラウンド行う。西日本、東日本、中日本、西部日本地区の協会ごとで予選となる地区大会を行い、優勝者が全国大会に出場できる。全国大会では各地区の優勝者がランダムで対戦し、勝利すればその階級の優勝者となる。
尾崎さんは小学1年生の時に、ボクシングジムで練習している兄を見て、本格的にボクシングを始めた。現在は1968年に開催されたオリンピック・メキシコ大会のバンタム級で銅メダルを獲得した故森岡栄治さんが設立した森岡ボクシングジム(兵庫県川西市)に通っている。学校が終わった後毎日通い、ミット打ちやスパーリングなどを2時間行い、練習に汗を流している。日常生活では右利きだが、小さいときに父から指導され、ボクシングではサ ウスポーで、カウンターが得意だという。
尾崎さんは32.5キロの階級で出場。全国大会では、東日本大会で勝ち上がってきた中学1年生の選手と対戦。尾崎さんの左手でのカウンターを警戒した対戦相手は、接近戦に持ち込むが、あえてカウンターを封印し右フックでポイントを稼ぎ、3対0で勝利し、優勝を勝ち取った。
市役所を訪問した「来年、 再来年も全国大会で優勝し、将来は世界チャンピオンになりたい」と力強く話していた。
=情報提供・豊中市(梶川伸)2015.10.02
更新日時 2015/10/02