サンマテオ市の姓と22人が市立第九中学校で日本の伝統文化を体験
豊中市と姉妹都市提携している米国・サンマテオ市のボレル・ミドル・スクールの生徒22人が10月16日、市立第九中学校(高橋孝子校長、新千里南町1)で、日本の伝統文化を体験した。
2013年に両校で締結したフレンドシップスクール提携のもと、今回の来日が実現した。生徒たちは7~8人のグループに分かれ、1限目か3限目までの授業で、書道や着物の着付け、筝など日本文化を体験。着付けを初めて体験したシェルビー・カーカスさん(12歳)は「とても美しい服を着せてもらえてうれしいです。着物を着ることで、自
分も日本の一部になれた気がします」と話していた。ボレル校の生徒は、19日ま
でホストファミリーの家に滞在し、20日に帰国する。
豊中市とサンマテオ市は、住宅都市として発展した両市のまちの雰囲気や空港が近くにあることなど類似点が多いことから、1963年に姉妹都市提携を締結。1964年には、両市の交流を進め、市民相互の理解と友好を図るた めに「豊中・サンマテオ姉妹都市協会」(会長=國貞眞司・豊中商工会議所会頭)を設立。相互に親善使節を派遣している。
市立第九中学校はボレル校とフレンドシップスクール提携を締結して以来、クリスマスやバレンタイン時にメッセージカードを送り合うほか、インターネットを使ったテレビ通話での会議を重ねてきた。
ボレル校の生徒は18日に大阪音楽大学ザ・カレッジ・オペラウス(庄内幸町)で開催される「豊中こども音楽フェスティバル」に出演し、第九中学校吹奏楽部と合同演奏を披露する。
=情報提供・豊中市(梶川伸)2015.10.17
更新日時 2015/10/17