池田市立石橋南小学校の児童が「地域安全マップ」を作成
池田市立石橋南小学校(石橋4-6-1、齋藤敏章校長、児童数269人)の4年生43人が「地域安全マップ」を作成し10月20日、保護者や作成に携わった地域関係者らを前に発表した。
安全マップ作りを通じて児童らの被害防止の能力を高めることと、地域への愛着心を深めることを目的に行われた。9月17日に池田警察署の防犯係が安全教室を行い、その授業を基に11グループでフィールドワークを実施。児童やPTA、見守り隊サポーターなどが、実際に歩きながら危険個所を点検して、安全マップを作成した。
発表で児童らは大きな模造紙に学校周辺の地図を描き、実際に自分たちの目で確認した見通しが悪い道路や空き家の多い地域、行き止まりの道といった危険な場所や、緊急時の避難先となる「こども110番の家」などの安全な場所を写真やイラストで分かりやすく紹介。登下校に気を付けて歩かなければならない場所の情報などを共有し合った。
担任の山下貴大教諭は「子どもたちがこの授業を通じて、防犯の意識をもってもらえたと思うが、今回の発表で『地域の人たちとのつながりを感じた』と言っていたので、人間としての成長も見られたことがよかったと思う」と感想を語った。
=情報提供・池田市(梶川伸)2015.10.22
更新日時 2015/10/22