広島の火災を受け、豊中市消防局が類似施設を緊急査察
広島市中区で発生した3人死亡の飲食店火災を受け、豊中市消防局(井ノ本学消防局長)は10月9日、建物構造などが類似する豊中市内の4施設を緊急一斉査察した。消防職員が、消防用設備の維持管理状況の確認などを行なったほか、従業員に避難誘導方法について指導した。消防局では「火災が発生しても被害が最小限に抑えられるよう、今後も定期的に査察を実施して防火対策の強化を図っていきたい。また、飲食店などを利
用する際には必ず非常口や避難経路を確認してほしい」と話している。
査察では、消防局と豊中市北消防署、豊中市南消防署の消防職員7人が3班体制で出動。午後4時から査察を受けたガーデンダイニングZABO(少路1)では、消防職員2人が、消火器の設置状況や自動火災報知設備の作動状況などを確認した。同店の木本直通さんは「お客さんに来てもらう以上、火を出さないのは当然の事。今後も当たり前のこととして、火災予防にきっちりと取り組んでいきたい」と話していた.
=情報提供・豊中市2015.10.10
更新日時 2015/10/10