豊中市が子育てに関する情報のポータルサイト「とよふぁみ」を開設
豊中市は10月1日、市域の子育てに関する情報を集約・一元化して発信するポータルサイト「とよふぁみ」を開設した。行政情報だけでなく、民間の情報や子育て中の親にとって便利な豆知識などもワンストップで見ることができる。閲覧は、http://toyonaka-city.mamafre.jp/から。
豊中市はさまざまな家庭の状況に応じて、保護者が必要な情報を、インターネットを活用して手軽かつ確実に入手できる行政サービスを提供しようと、株式会社アスコエパートナーズと連携し、同社の開発したシステム「子育てタウン」を活用したポータルサイトを開設した。市はこのポータルサイトについて、父親をはじめとした家族みんなで子育てを楽しんでほしいという思いから、「とよなか」と「ファミリー」を融合した「とよふぁみ」というオリジナルの名称とした。
「子どもや親のニーズに合った教育・保育施設を探したい」といった声を受けて、子どもの年齢・地域・施設の種類などの希望条件を選択することで、その条件に合う施設のみをピックアップして一覧で見ることができたり、「出かけているとき に近くでおむつを替えられる場所を知りたい」といった声に応えるために、地図から育児関連施設などを検索・表示できたりするなど、利用者の意見に応えたシステムとなっている。
サイト内のイラストには、市のキャラクター・マチカネくんのほか、市内に大阪空港が所在することから飛行機のイラストを使用するなど豊中らしさを表現。また、サイトのトップページからは、行政の支援制度などの紹介や開催されるイベントの一覧、困った時の相談窓口の案内など親にとって関心の高い項目を簡単に見つけることができる。また、同社が全国の子育て世帯向けに提供している情報も配信されるため、利用者は幅広い情報を入手することが可能だ。
豊中市市こども政策課は、「今後も、子育てに配慮した市内事業者・子育て応援団の情報を掲載するなど、サイト内の情報を充実していくので、より多くの保護者にとよふぁみを使ってほしい」とサイトの利用を呼び掛けている。
=情報提供・豊中市(梶川伸)2015.10.02
更新日時 2015/10/02