豊中市立寺内小学校の戸川大和さんが小学生倉敷王将戦で3位
岡山県倉敷市民会館で8月1日に開催された「大山名人杯争奪 第14回全国小学生倉敷王将戦」で、第3位に輝いた豊中市立寺内小学校の戸川大和さん(9歳)が9月15日、豊中市役所を訪れ、淺利敬一郎豊中市長に報告した。
大会は小学1年生から3年生までの低学年の部と、4年生から6年生までの高学年の部があり、今大会はそれぞれ64人が出場した。
戸川さんは5歳の時に、近所の将棋教室に兄が体験入学する際に付き添ったことがきっかけで、本格的に将棋を始めた。現在は小林健二九段将棋教室(大阪市福島区)に月3回通い、正午から午後5時半まで小林九段をはじめとするプロ棋士や大学生などの奨励会員と対局しているほか、関西将棋会館(大阪市福島区)豊中市内の将棋教室でも腕を磨いている。
倉敷王将戦では、予選リーグの3試合を危なげなく勝ち上がり、決勝トーナメントの初戦で、以前に対局したことがある相手と対戦。序盤は攻め急がずに相手の出方を見て、中盤で相手が無理やりさして来たのを受け流し、見事勝利した。2回戦では、インターネットで相手の棋譜を事前に調べ、打ち方を研究したうえで対局に臨んだが、残念ながら完敗だった。
戸川さんは今後の目標を尋ねられm「攻めも受けも上手く、豊中市で育った豊島将之棋士のようなプロ棋士になりたい」と力強く話していた。=情報提供・豊中市(梶川伸)2015.09.17
更新日時 2015/09/17