少林寺流国際空手で優勝した川畑絵里さんが豊中市役所を訪問
台湾で8月2日にあった第3回少林寺流国際親善空手道選手権大会の高校女子組手の部で優勝した川畑絵里さん(山ノ上町)が8月19日、豊中市役所を訪れ、淺利敬一郎市長に喜びの報告をした。
大会は5年に1度開催され、今年はアメリカやスペインなど世界18カ国と地域から700人が参加した。小・中学生の部は型試合、高校生・一般の部は組手試合で完全防具付きの直接打撃制。川畑さんは第47回少林寺流錬心舘関西総合空手道選手権大会の高校・一般女子の部で3位に輝き、関西地区本部より推薦を受け、大会に出場した。
川畑さんは小学4年生の時に、全日本少林寺流空手道連盟錬心舘豊中支部築地道場(築地愼吾支部長)に通い始めた。現在は週2回道場に通い、午後7時から午後9時まで型稽古や組手などで汗を流している。
川畑さんの空手の腕前は黒帯で、得意技は左前回し蹴りだという。第3回少林寺流国際親善空手道選手権大会では、初戦に台湾の選手と対戦。先に一本を取った後、相手の反撃が激しくなったが、冷静に相手の動きを見て攻撃し、勝利した。その後は、順調に勝ち上がり、決勝で日本人と対戦。一本を取った後、得意の左前回し蹴りで二本目をとり、優勝を決めた。
市役所で川畑さんは「強い相手にも逃げずに、前向きに戦いたい。負けを知らない選手になれるように稽古を続けたい」と、今後について話していた。
=情報提供・豊中市(梶川伸)2015.08.20
更新日時 2015/08/20