脳性まひの人のための国際総合スポーツ競技大会に出場する森田聖也さんが豊中市役所訪問
脳性まひの人のための国際総合スポーツ競技大会・Nottingham 2015 CPISRA World Gamesに、19歳以下のサッカー日本代表として選出された森田聖也さん(16歳、豊中市島江町)が8月3日、豊中市役所を訪れ、淺利敬一郎市長に報告した。大会は8月6日からイギリス・ノッティンガムで開催される。
森田さんが出場するのは、CTサッカーと呼ばれる脳性まひ者7人制サッカー。同競技は、フィールドが11人制サッカーより小さ11オフサイドがないほか、片手で下から投げるスローインが認められていること以外は、11人制サッカーとほぼ同じルールで行われる
生まれつき脳性まひを患っている森田さんは、兄の影響で小学2年生か らサッカーを始めた。小学生から大人までがプレーしているCPサッカーのチーム・大坂PAZ(大阪市)に中学1年生から所属。月に1回4時間、大阪城公園のグラウンドなどで練習に励んでいる。ポジションはフォワードで、左足での正確なパスやシュートが持ち味だという。
市役所を訪れた森田さんは、「相手のボールを奪って、チームメイトにパスを回して、ゴールを決めて試合に勝ちたい。日本代表としてがんばります」と意気込みを語った。日本は10日にブラジル、11日にイングランド、12日にオランダと対戦する。=情報提供・豊中市(梶川伸)2015.08.05
更新日時 2015/08/05