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豊中の図書館で「図書館の達人」開催

「図書館の達人」の模様

 豊中市は7月31日、立岡町図書館、千里図書館、高川図書館、野畑図書館で、あらかじめ決められたテーマについて小・中学生が図書館の資料を活用して調べ、グループごとに発表する「知的探究合戦 めざせ!図書館の達人」が開催された。児童・生徒の読書活動を促進して自ら学ぶ力を育成しようという催し。
 小学4年生から中学3年生までの概ね4人1組のグループが参加。図書館の蔵書やインターネットなどを駆使して、世界遺産や和紙など、くじ引きで選んだテーマについて調べてまとめ、グループごとに発表と質疑応答を行った。最後に、それぞれの図書館で参加者らの投票により、「図書館の達人」のグループを選んだ。
 市立図書館が休館日のこの日、岡町図書館で始まった「めざせ!図書館の達人」には、10組28人が参加した。蔵書の場所を検索できるパソコンの使い方や図書館内の本の並び方などを司書から教わった後、図書館の中を探し回り、テーマに関する資料を収集。司書などのアドバイスを受けながら、参加者は机いっぱいに本や雑誌を広げ、グループで話し合いながら調べたことをワークシートに書き出し、テーマの要点を整理した。
 発表では、写真や絵などをプロジェクターで投影しながら、、テーマについて調べて分かったことや図書館での調べ方で分かったことなどについて5分間で発表。グループ間で質疑応答も行った。最後に、図書館を上手に利用し、テーマについて最も分かりやく発表したと思うグループを、参加者や図書館司書などの投票で「図書館の達人」に選んだ。
 参加した生徒は「これまで図書館を利用することが少なったけど、いろいろ調べられることがわかった。これからは勉強するときに図書館を利用してみたい」と話していた。=情報提供・豊中市(梶川伸)2015.08.01

更新日時 2015/08/01


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