豊中市立第十五中学の3人が囲碁府大会で優勝、全国大会へ
日本棋院梅田囲碁サロン(大阪市北区)で開催された「第12回文部科学大臣杯小中学校囲碁団体戦大阪府大会」(6月14日)で、初出場ながら優勝を飾った豊中市立第十
五中学校(中北義久校長、熊野町)の生徒3人が7月24日、豊中市役所で淺利敬一郎豊中市長に喜びの報告をした。団体戦のほか、主将で3年生の久野貴史さんは個人戦でも全国大会に出場する。
府大会は小・中学生を対象とした囲碁の団体戦による大会。中学生は第3位までのチームが8月2日から日本棋院本院(東京都千代田区)で開催される全国大会に大阪府代表として出場できる。豊中内では他に第3位に入賞した第十一中学校が出場する。
全国大会へ出場するのは、3年生の久野さん、吉川峻一朗さん、1年生の三島響さん。久野さんは囲碁の漫画を見て、三島さんは囲碁を打つ姿に憧れて囲碁を始め、関西棋院(大阪市中央区)に通い始めた。久野さんと三島さんは公式大会に出場したことがかったため、今回の出場を決意。大会に出場するためにはあと1人メンバーが必要だが、十五中には囲碁部がないため、囲碁ができる人がいないか必死で探し吉川さんと出会った。吉川さんは囲碁の経験が浅いものの、2人に追いつこうと詰め碁を勉強し、大会に臨んだという
府大会では、久野さんが主将、三島さんが副将、吉川さんが三将で出場。豊中市立第十一中学校との第1試合をはじめ、第3試合まで全勝しで優勝し、全国大会出場を決めた。また、久野さんは個人戦にも出場し第3位となったため、大阪府代表として全国大会に出場する。久野さんは「団体戦、個人戦ともに予選を突破し本選に出場したい」と力強く話した。全国大会の団体戦は8月2、3日に、個人戦は4、5日にある。=情報提供・豊中市(梶川伸)2015.07.28
更新日時 2015/07/29