サンマテオ市から親善使節がおにぎり作り体験
豊中市と姉妹都市提携しているアメリカ・サンマテオ市から来日している親善使節が7月15日、豊島高校(羽根隆校長、910人)で、おにぎり作りを体験した。アラゴン高校2年のケイラエミリー・ホリさんと大学進学に向けて勉強しているスティーブンルイス・ディーバさんの2人。豊島高の生徒と一緒に、おにぎりを握ったり、豚汁を作ったりした。
おにぎり作りは家庭科調理室であった。ディーバさんのホストファミリーである安藤広飛さん(2年)や8月に豊中市の親善使節としてサンマテオ市へ派遣予定の川畑実央さん(2年)らも参加。家庭科部顧問の飯田扶実子先生が事前に準備していた米が炊き上がると、ディーバさんとホリさんはおにぎり作りを開始。中に梅干しなどを入れ慣れない手つきで、おにぎりの形を整えるホリさんに、川畑さんは握り方を見せながら三角形や丸の形のり方を丁寧に教えてい た。
ディーバさんは「三角形に作るのが難しかった。日本の食事が好きなので、実際に体験することができてうれしい」と話していた。ホリさんは「豊中市の職員や豊島高校の生徒をはじめ、皆さん友好的で、お互いを尊重しあっている。サンマテオに帰国したら、豊中で経験した日本の文化の素晴らしさを伝えたい」と話していた。
豊中市とサンマテオ市は、住宅都市であるまちの雰囲気や空港が近くにあることなど類似点が多いことから、1968年に姉妹都市提携をした。サンマテオ市からの親善使節の受け入れは、姉妹都市提携50年を迎えた2013年から始まり、今年で3回目。=情報提供・豊中市(梶川伸)2015.07.16
更新日時 2015/07/16