豊中市が交通安全指導者マニュアルを作成
豊中市は、市オリジナルの「交通安全指導者マニュアル」を作成した。教員や地域住民が小学校の児童に、交通安全の大切さを分かりやすく伝えることのできる内容になっている。
マニュアルは、危険な曲がり角や狭い道など注意するポイントなどについて、 写真を使ってまとめている。パワーポイント形式で、低学年向けの基礎編と高2年向けの応用編の2種類について、全41小学校区ごとに計82パターンを制作。児童たちに交通安全を身近なこととして理解してもらえるよう、クイズ形式や実際の各校区内の交差点などの写真も盛り込み、歩き方や自転車の乗り方を説明している。
また、同マニュアルを利用して講師となって交通ルールなどを教える教員や地域住民が利用しやすいよう、手元の操作パソコンで説明文を見ながら、児童らに写真のスライドを見せて説明できるよう、工夫がされている。基礎編・応用編とも15分の交通安全教室を開催できる内容。
基礎編は豊中市ホームページ(http://www.city.toyonaka.osaka.jp /kurashi/kotsuanzen/kotsu/koutsuuanzen-manual.html)からダウンロードできる。応用編はパワーポイントのDVDを希望する団体などへ配布する。問合せは、豊中市交通政策課06-6858-2359。
交通政策課は「このマニュアルを活用して、子どもたちはもちろん、地域の大人の皆さんにも正しい交通ルールを学んでほしい」と話している。=情報提供・豊中市(梶川伸)2015.06.10
更新日時 2015/06/10