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豊中市のごみ収集車に容器包装の発生抑制を訴えるシート

容器包装の発生抑制を訴えるシートをごみ収集車に

 環境月間(6月1日~30日)期間中の6月5日、豊中市が所有するごみ収集車48台の両側面に「捨てる時ではなく、買う時から、ごみの問題を考える」と書かれたマグネットシートが張り付けられた。市と容器包装の発生抑制などの活動をしているNPO法人ごみじゃぱん(石川雅紀代表理事、神戸市)の協働事業によるもの。
 法人のメンバー4人が市環境部中部事業所(走井2)、北部事業所(原田南2)を訪れ、マグネットシートを張り付けた。シートは法人が作成したもので、大きさは縦30センチ、横1メートル。下地色は白色で文字色は青色。シートのついた収集車は、6月30日まで市内を走行する。
 法人の津下和也さんは「容器包装が多い商品を買うことは、ごみを余分に買うということ。容器包装が少ない商品を購入してもらい、ごみの発生抑制につなげてほしい」と話した。市減量推進課は「走行しているごみ収集車でPRをし、市民の目に触れる機会をつくることで、少しでも容器包装ごみの削減につなげたい」と話している。
 ごみじゃぱんは、ごみ問題の抜本的な解決に資する社会的仕組みづくりや自然環境と調和した都市づくりに寄与することを目的とし、2006年に設立された。神戸大学の学生を中心に活動している。2013年に石川代表理事が豊中市のごみ減量フォーラムで講演したのをきっかけに、容器包装ごみの発生抑制事業を協働で行っている。=情報提供・豊中市(梶川伸)2015.06.08

ごみじゃぱん

更新日時 2015/06/09


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