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園児とボランティアと保育園児が豊中市役所にゴーヤを植え付け

笑顔で水やり

 豊中市役所(中桜塚3)の議会棟南側で6月2日、地球温暖化対策と緑化推進事業の1つとして、さくらづか保育園(中桜塚2、村上美香園長9の園児19人が参加し、ゴーヤの苗18本を植え付けた。
 豊中みどりの交流会(池田元 久運営委員長)が、市内の小学校や保育園などにゴーヤなどの苗の植え付けを指導する「みどりのカーテンづくり」の一環として行われた。園児は強い日差しの下で、ゴーヤの苗を植え付けした後、ゴーヤにたっぷりの水をあげた。
 ゴーヤは夏の暑さに強く、つるを伸ばし覆い茂ることからカーテンの役割を果たし、室内温度を3度程度下げる効果がある。このことから、市環境政策課と公園みどり推進が、交流会で活動する市民の協力を得て、2008年からゴーヤを市庁舎でも栽培。毎年、市役所の近くにある保育園の園児と一緒にゴーヤの苗の植え付けや収穫を行っている。 交流会で活動する入江忠徳さんは、「豊中市は、行政と市民が協力して小学校などの緑化に取り組んでいて府内でも珍しい。環境問題に対する意識が高いと感じている。今後はより多くの施設の壁面緑化に取り組み、この活動を活発にしていきたい」と話していた。さくらづか保育園の武井貴子主任は「子どもたちにとってとてもいい経験になりました。これからは市役所を散歩コースに取り入れ、ゴーヤの成長を見守りたいと思います」と話していた。
 市は交流会で活動する市民の協力で、市内の小学校や保育所、幼稚園など60施設
以上に「みどりのカーテン」作りとしてゴーヤなどを植え付ける。=情報提供・豊中市(梶川伸)2015.06.02

豊中みどりの交流会

更新日時 2015/06/02


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