豊中の宮木昭俊さん夫妻らに消防感謝状
豊中市南消防署(下村義和署長)は2月25日、初期消火などを行った宮木昭俊さん(二葉町1)と妻の久子さ、娘の松本あき子さんに感謝状を贈った。
1月11日、近隣住宅の窓から炎が見えているのを久子さんとあき子さんが発見。昭俊さんに知らせた後、火元の家の住民と近隣住民を避難誘導した。昭俊さんはあき子さんに119通報を指示した後、火災の部屋に入り初期火を行った。消防隊が駆け付けた時にはまだ燃えていたものの、延焼は食い止められていた。宮木さん親子の迅速な対応で大きな被害はなかった。
下村署長は「木造住宅の密集している地域であるため、大きな被害になる恐れがありました。しかし、宮木さんたちの迅速かつ勇気のある行動により、被害を最小限に抑えることができました。大変感謝しています」とお礼の言葉を述べ、宮木さんらに感謝状を手渡した。昭俊さんは「とにかく必死でした。燃え広がるのを止められてよかった」と話していた。=情報提供・豊中市(梶川伸)2015.02.26
更新日時 2015/02/26