消防指令センターで豊中、池田両市長が調印
豊中市と池田市の消防本部は2月23日、共同運用を4月から始める消防指令センター(豊中市東泉丘)で、淺利敬一郎・豊中市長と小南修身・池田市長が、「豊中市・池田市消防指令業務共同運用に係る消防応援協定」に調印した。
両市は119番通報の受信や出動指令業務を集約して行うことで経費を削減し、より高度な指令システム導入を実現した。大規模災害発生時に多数の通報に対応できるほか、聴覚や言語に障害のある人からの通報や、外国語での通報への対応が可能になる。淺利敬一郎豊中市長は、「共同運用により、より安心・安全なまちづくりをめざしたい」と話している。
消防指令センターは豊中市北消防署東泉丘出張所内に開設され、面積は約400平方メートル。豊中市と池田市で消防指令業務を共同運用するほか、豊中市が能勢町の消防事務を受託して「豊中市北消防署能勢町分署」を設置、能勢町の消防業務を豊中市職員が行う。
4月から、豊中市と池田市の消防職員31人が指令業務にあたる。豊中市消防本部は「広域連携により、豊中市、池田市、能勢町の約52万人のみなさんの生命を守っていきたい」と話している。=情報提供・豊中市(梶川伸)2005.02.24
更新日時 2015/02/24