初期消火と避難誘導で尾﨑里奈さんに感謝状
豊中市北消防署(古山巌署長)は2月9日、住宅火災で初期消火と避難誘導などをした尾﨑里奈さん(豊中市曽根東町6)に感謝状を贈った。
尾﨑さんは1月27日午前1時ぼろ、居住している集合住宅で火災警報器のベルが鳴っているのを聞き、向かいの部屋の扉から煙が出ているのを発見した。急いで集合住宅に住む人たちに火事を知らせた後、119番通報。また、消火器で迅速に消火活動を行った。さらに火災での煙が充満した部屋の窓を開け、一酸化炭素などの有害物質を部屋から排出。消防隊が駆け付けた時には鎮火していて、尾﨑さんの迅速な対応で大きな被害はなかった。
尾﨑さんは「急なことだったので、とにかく必死でした。燃え広がる前に消し止められてよかったです」と話していた。古山署長は「現場は集合住宅。大きな被害になる恐れがありましたが、尾﨑さんの迅速かつ勇気のある行動により、被害を最小限に抑えることができました」とお礼の言葉を述べた。=情報提供・豊中市(梶川伸)2015.02.10
更新日時 2015/02/10