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豊中市がコンパクト防災ガイドを発行

豊中市が作ったコンパクト防災ガイド

 阪神大震災から20年を迎えるにあたり豊中市は、コンパクトサイズの防災ガイドを作成し、市内で配布を始めた。自宅だけではなく外出中でも災害対応ができるよう配慮したもので、災害に備える準備編と災害発生時の災害対応編を両面に印刷している。
 持ち出し品リストや応急手当の方法などの項目のインデックスが付いた折り畳み式で、畳むと縦12センチメートル、横8.6センチメートルと手のひらに収まる大きさになっている。1万2000部発行し、市が開催する防災イベントや食育の講座で配布するほか、豊中市役所(中桜塚3)や庄内、新千里両出張所などにも置いている。問い合せは、市保健回企画課06-6152-7309か、危機管理室06-6858-2683。
 今回のガイドは、市民に災害発生時における自助の力を高めてもらおうと企画した。身近に防災を考えてもらうため食育の観点を取り入れて、危機管理室と保健企画課が制作した。準備編では、常温保存できる食材を使っ簡単レシピを掲載した。また、高齢者や持病、障害のある人、乳幼児など災害弱者向けの非常持ち出し品のヒントや、食中毒や感染症予防のためにポリ袋を調理や応急手当に使用する方法も紹介して。簡単レシピに掲載しているQRコードからは、市ホームページの防災豆知識にアクセスすることができる。
【配布場所】豊中市役所、新千里出張所・千里保健センター(新千里東町1)、庄内出張所(庄内幸町5)、豊中市保健所(中桜塚4)、中部保健センター(岡上の町2)、庄内保健センター(島江町1)、消防本部・北消防署(岡上の町1)、南消防署(庄内幸町5)=情報提供・豊中市(梶川伸)2014.12.10

豊中市防災ガイド

更新日時 2014/12/22


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