池田市立ひかり幼稚園で餅つき
池田市立ひかり幼稚園(池田市神田2-4-1、木戸節子=きどせつこ=園長、園児100人)で12月5日、園児らがもちつきを体験し、一足早い正月気分を味わった。
家庭でもちつきをすることが少なくなった園児たちに、昔ながらのきねと臼を使った伝統的な餅つきを体験してもらおうと企画された。今年で11回目となる。
用意したもち米約2キロ。保護者38人と園児100人が参加した。まず蒸したもち米を臼に入れ、園児らがつきやすいように男性の保護者が力強くきねを持ち上げ、もち米をつぶしていった。周りを囲んだ園児らからは、きねを振り下ろすタイミングに合わせて「よいしょ!」と元気な掛け声も飛んだ。
ある程度米に粘りが出てきたところで、いよいよ園児らの出番。園児らは、大きなきねに苦戦しながらも「よいしょ!」と元気よく声を出し1人3回ずつ餅つきをした。「もっとやりたい」「重たかった~」などと本格的な餅つきに興奮した様子だった。
ついた餅は、保護者が食べやすいサイズに切り分け、丸く形を整は、教室に移動し、待ちに待った餅4を食べる時間。食べる前に、協力してもらった保護者に園児らは「ありがとうございました」とお礼を言い、先生の「いただきます」の合図で一斉にもちをほお張った。園児は「おいしー」「おかわり」と、冬の味を堪能した。=情報提供・池田市(梶川伸)2014.12.07
更新日時 2014/12/07