番傘みどり川柳会創立50周年記念大会・秀句抄
番傘みどり川柳会は10月5日、みのおサンプラザ8階大会議室で創立50周年記念大会を開いた。みのお虫供養協賛、田中螢柳エッセイ集「古都暮色」の出版記念を兼ねた句会で、約160人が参加した。秀作が、同人誌「番傘みどり」2014年11月号(第612号)のに掲載されている。(梶川伸)2014.11.05
◇「無茶」(松本柾子選)
愛だけで暮らしていけると思った日 井上洋三
◇「さすが」(山田順啓選)
あいまいを一瞬に斬る鶴の声 井上洋三
◇「偏屈」(岸田明子選)
偏屈の鎧着たままケアハウス 長江時子
◇「二人」(吉川哲矢選)
二人っきりにした夕焼けに罪がある 倉周三
◇「真面目」(西美和子選)
直線で書けるわたくしの人生 木下和子
◇「エッセイ」(住田英比古)
削りに削ってエッセイを光らせる 大堀正明
更新日時 2014/11/09