このエントリーをはてなブックマークに追加

大阪空港就航都市・出雲市の出西ショウガを使って料理講座

出西ショウガを使った料理講座

 蛍池中町3、市立蛍池公民館9月25日、大阪空港就航都市・出雲市の幻のショウガと呼ばれる出西ショウガを使った料理講座が開かれた。講師には出雲市の道の駅「湯の川」の多々納英子さんを招き、出西ショウガを使ったショウガご飯や、その葉や茎の粉末を混ぜたアイスクリームなどを作った。講座には市民が20人参加した。
 出西ショウガは、一般的なショウガに比べ硬い繊維質が少ないため、食感がとてもやわらかく、出雲市の出西地区でしか育たないことから幻のショウガと呼ばれている。
参加者は見慣れない出西ショウガを洗って皮をこそぎ落としたあと、千切りにして炊飯器へ。出西ショウガを包丁で切ると、参加者からは「大根を切っているような感覚。シャキシャキしている」と感想が聞かれた。
 メニューはショウガご飯や甘酢漬け、シジミ汁のほかにシジミご飯、アイスクリームの5品。1時間ほどで出来上がり試食すると、ショウガご飯は香りがよく、口当たりが良いと好評だった。参瀧澤志歩さんは「ショウガとご飯がなじんでいて、香りも豊かでおいしかった。島根県には住んでいたことがあり懐かしくて参加したが、また遊びに行きたい。」と話した。
 料理講座の終了後には、お茶とお菓子や漬物などを食べながら世間話。これは「たばこ」という出雲の昔ながらの休憩の仕方で、農作業などの合間に軒先で近所同士が集まり、地域の交流を図ってきたという。多々納英子さんは「おいしい料理と、世間話をしながらお互いを気遣う優しい出雲の雰囲気を感じてもらい、ぜひ遊びに来てほしい」と話した。=情報提供・豊中市(梶川伸)2014.09.26

大阪国際空港就航都市 出西ショウガ

更新日時 2014/09/26


関連地図情報