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阪大博物館でレゴのマチカネワニ・ロボット作り

レゴを使ってマチカネワニのロボット作り

 豊中市待兼山町、大阪大学総合学術博物館で8月22日、小・中学生らが参加してレゴブロックでマチカネワニロボットを作りがあった。マチカネワニ化石の発見50周年を記念して、博物館と豊中市が開催した。
 阪大の学生のレゴ部(大迫聡代表)がレゴ社製の組み立てキットを活用し、企画した。小中学生20人が参加した。組み立てたマチカネワニロボットは、全長約20センチで、センサーとモーターを搭載し、大学生がパソコンに接続しプログラムを操作すると口が開閉し、子どもたちから歓声が上がった。
 兄弟で参加した矢野聡真さんと怜詩さん緑色の台座を作り、ワニロボットや車に乗った人形を配置。「マチカネワニに追いかけられて逃げている人たちです」と解説。作り方の指導にあたったレゴ部の黒田渉さんは、「操縦席を取り付けて、人が操るワニロボットにしたり、ワニの周りに草のパーツを植えてみたり、改造していくレゴブロックの面白さを存分に楽しんでもらえた」と語った。博物館でマチカネワニ化石の研究に携わってきた江口太郎招へい教授は、「レゴブロックで作るマチカネワニロボットをきっかけに、科学の
面白さや、化石に興味を持ってもらえたら」と話している。
 博物館では展覧会「奇跡の古代鰐・マチカネワニ~発見50年の軌跡~」を8月30日まで開催している(入場無料)。=情報提供・豊中市(梶川伸)2014.08.23

マチカネワニ 大阪大学総合学術博物館

更新日時 2014/08/23


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