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太陽光発電で豊中市が市有施設の屋根を民間に貸し出し

 豊中市は市有施設の屋根などを民間事業者に貸し出し、事業者の負担により太陽光発電システムを設置する事業を始めることになり7月31日、募集要項を公表した。貸し出すのは上下水道局新田配水場(2170平方メートル)を含む6施設。9月16日から事業者の応募を受け付ける。
 公共施設の屋根を事業者に貸し出して太陽光発電を行う事業は、大阪府内では大阪府、高槻市の2自治体が導入している。豊中市は、地球温暖化防止に向けた「豊中市地球温暖化防止地域計画(チャレンジ・マイナス70プラン)の一環として行う。事業者は、太陽光発電システムを設置し、発電した電力を電気事業者に売電することで収入を得て、市は施設使用料を事業者より得る仕組みにより、再生可能エネルギーの普及を図る。
 太陽光発電設備の設置容量と屋根等使用料は事業者の提案で決定する予定で、事業期間は20年間。応募のあった事業者の中から書類審査により選定する。市環境政策室は「今回応募を受け付ける市有施設の強みは、広い面積により効率的な太陽光発電事業ができること。多くの事業者に応募していただき、温室効果ガスの削減につなげたい」と話している。
 問い合せは豊中市環境政策室06-6858-2108。=情報提供・豊中市(梶川伸)2014.07.31

豊中市上下水道局新田配水場 豊中市環境政策室

更新日時 2014/07/31


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