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豊中市上下水道局が総務大臣表彰

 豊中市上下水道局が7月25日、「優良地方公営企業」として総務大臣表彰を受けた。全国でも早い時期に上下の水道事業を統合し、経費回収率が100パーセントを超える経営の健全性などが評価された。
 豊中市の下水道事業は1951年に事業認可を受け、52年から事業を開始した。2002年度の決算で起債制限の対象となる赤字比率が14.114パーセントとなり、経営改革に着手した。事業経営の透明性や経営の安定化を図るため2008年に地方公営企業法を全部適用し、すでに全部適用を実施していた水道事業と経営統合を行うことで、スリムな組織や経営の効率化などに努めた。さらに上下水道事業の総合計画となる「とよなか水未来構想」やその実行計画を定め、長期的な視点に立ち計画的に事業を進め、汚水処理費を全て下水道使用料で賄うことができる経営体制となっている。
 この表彰は2014年1月に新設された。今回は水道事業や電気事業など5部門で8団体が受賞した。=情報提供・豊中市(梶川伸)2014.07.28

優良地方公営企業 豊中市上下水道局

更新日時 2014/07/28


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