豊中女性防火クラブ連絡協の井関会長が総務大臣表彰
豊中女性防火クラブ連絡協議会の井関雅子会長(庄内栄町)が安心・安全なまちづくりに貢献を行ったとして、総務大臣から安全功労者表彰を受けた。井関さんは7月7日、淺利敬一郎豊中市長に喜びを報告した。
井関さんは1995年に島田小学校区の女性防火クラブの会長に就任。2001年に豊中女性防火クラブ連絡協議会の会長に就任して以来、毎年合同研修会として防火講演会や災害図上訓練などを企画するなど積極的に活動している。豊中市はもとより大阪府内の女性防火クラブのけん引役として活躍している功績が認められた。
2006年に住宅用火災警報器の設置が義務となった時には、率先して地域での共同購入を実施。そこで得たノウハウをもとに、2009年度からは豊中女性防火クラブ連絡協議会として、市内の全女性防火クラブが中心となり共同購入の働きかけを行い、約5000個の設置に結び付けた。
井関さんは「市内各クラブの皆さんの活躍のおかげで今回の表彰を受けることができたと感謝しています。女性防火クラブの活動の原点である家庭内の防火・防災を大切に、他の団体とも協力して活動を続けていきたい」と話していた。
安全功労者総務大臣表彰は、安全思想の普及や安全水準の向上などのために尽力
や貢献した消防職・団員以外の個人・団体を対象として表彰しているもので、今
回は全国で個人15人と10団体が受賞した。=情報提供・豊中市(梶川伸)2014.07.08
更新日時 2014/07/08