豊中南ロータリーが中古楽器を大阪音大で修理、豊島小学校に贈呈
豊中南ロータリークラブ(水野茂会長)が市民から寄贈された中古楽器を豊中市立豊島小学校に贈ることになり6月27日、楽器の修理を引き受けた大阪音楽大学(庄内幸町1、武藤好男学長)で贈呈式があった。贈られたのは、フルートやトランペットなど管楽器4点で、ロータリークラブが2013年11月から市民に寄贈を呼び掛けていた。
今回の寄贈は、豊中市と大阪音大が連携して進める「サウンドスクール事業」への協力として、豊中南ロータリークラブが企画した。水野会長は「市民から寄贈の申し出は多くいただいたものの、学校のニーズとの調整に時間がかかった。今年やっと実現したので、これからも広げていきたい」と話した。贈呈式では大源文造・豊中市教育長など7人が出席。楽器は市教委が受け取った後、豊島小学校に届けられた。
大源教育長は「子どもたちが実際に演奏できる楽器を届ける仕組みで、大変ありがたい。音楽に触れて子どもたちが自信をつけるきっかけを作りたい」と話した。音大の本田耕一副理事長は「中古楽器ではあるが全く問題なく、今すぐ演奏できる状態」と話太鼓判を押した。
豊島小学校では7月に、音大の学生による演奏指導が予定されている。=情報提供・豊中市(梶川伸)2014.06.29
更新日時 2014/06/29