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沖縄市の小学生と豊中市の小学生がウェブテレビ会議で交流授業

大阪のモノレールについて発表する庄内小学校の児童

 豊中市立庄内小学校(酒井典子校長、238人)の5年生49人が6月10日、豊中市と兄弟都市である沖縄市の市立北美小学校の5年生34人と、ウェブテレビ会議システムを使った社会科交流授業を初めて行った。両市の兄弟都市提携40周年記念事業の一環。
 授業は3時限目に庄内小学校は多目的室で、北美小学校は5年3組の教室で、大型テレビにウェブカメラを設置し、ウェブテレビ会議システムを通じてインターネットに接続、リアルタイムに音声や映像を伝えた。北美小学校は、沖縄市には貯水タンクや防音窓が多いことや電照栽培で育てられた電照菊が全国に出荷していることなどを発表した。庄内小学校は、豊中市の工場が減少し、サービス業が増えていることや冬には長袖長ズボンの服装をしていることなどを発表した。授業の最後には、北美小学校の生徒が三線を演奏し、それに合わせて庄内小学校の生徒が沖縄民謡の「てぃんさぐぬ花」を歌った。
 授業を受けた庄内小学校5年生の西村崇さんは、「沖縄は1年中暑いことがわかった。今回授業をしてもっと沖縄について勉強したいと思った」と話し、津田優羽さんは「北美小学校は、みんなが小学生のときから三線を弾けてすごい」と興奮気味に話していた。酒井校長は、「今日の体験が刺激になって、豊中市以外にも興味を持つようになってほしい。また、ウェブテレビ会議授業を行ったことが子どもたちの将来の自信につながれば」と話していた。=情報提供・豊中市(梶川伸)2014.06.11

豊中市立庄内小学校 沖縄市立北美小学校

更新日時 2014/06/11