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池田小学校区の避難所運営協議会

避難所運営協議会の設置を決めた池田地域自主防災連絡協議会

 池田市立池田小学校(大和町1)に、地域住民などが中心となった池田小学校区避難所運営協議会が設置された。市内では初めての組織。
 これまでは行政が中心となって避難所を運営していた。今後は地域が主体となって運営する。避難所運営協議会が設立されたことで、今後災害時には、池田小学校を市から同地域に対する物資や情報の支援拠点と位置づけるとともに、地域においても被害状況や避難者などの情報を取りまとめて市へ連絡を行う拠点とする。そのために平常時から避難所での役割分担やルール作りなどを検討する。また毎年実施している校区合同防災訓練のなかで、市との連携を図る。
 東日本大震災以降、従来型の行政が主体となる災害時対応の限界が指摘されていた。池田地域自主防災連絡協議会(13団体)でも、地域住民を中心とした自助、共助の必要性を感じ、このほど市コミュニティセンター(池田市栄本町9)で開かれた会議で、池田小学校区避難所運営協議会の設立が決まった。
 避難所運営協議会会長の芹川修さんは「各自主防災組織が『自分たちの街は、自分たちで守る』という理念のもと1つにまとまることができました。今後は地域住民のためいつ発生するかわない災害に対してより円滑な支援活動が行えるように体制作りを進めていきたい」と熱く語っている。=情報提供・豊中市(梶川伸)

池田小学校区避難所運営協議会 池田地域自主防災連絡協議会

更新日時 2014/06/04


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