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豊中市職員が宅地防災パトロール

現場で点検する豊中市の職員

宅地防災月間(5月1日~31日)期間中の5月22日、豊中市は市内の工事現場などで「宅地防災パトロール」を実施した。大雨などで宅地造成地の地盤が緩み、土砂が流出して周辺の住宅や道路などに被害がでるのを未然に防ぐ目的で、各担当部局の職員が現場を回り、工事施工者に危個所の改善や安全の確保を指導した。
 パトロールは1972年から毎年行っている。この日のパトロールには、都市計画推進部、都市基盤部、上下水道局の職員計7人が参加し、豊中市新千里北町2の団地建て替え事業工事現場(敷地面積=約2万4000平方メートル)を調査した。工事区域に雨水を排出する排水路が整備されているか、降雨時に土砂が区域外に流れ出ないよう設置する土のうがきちんと常備されているかなど、施工者らとともに念入りに点検した。また、事関係車両の駐車場を確保しているか、公道上を工事用の資材が占拠していないかなど、府が定めている「地災害防止計画に基づいて現場の安全確認もした。=情報提供・豊中市(梶川伸)

宅地防災月間

更新日時 2014/05/25