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豊中・宮山つつじ園を公開 4月14日まで(2014年)

 豊中市宮山町1、春日神社の裏山にある宮山つつじ園が5日、一般公開された。約1000本のコバノミツバツツジが植えられており、直径3センチほどの薄紫色の花が、森林の緑の中で映えている。14日までの午前9時半から午後4時まで。入園無料。
つつじ園は春日神社の境内裏山にあり、広さ約2600平方メートル。裏山の木々を残しながらツツジが楽しめるように遊歩道が整備されており、園内は15分程度で散策できる。
神社のツツジは江戸時代初期に植えられ、当時は数千本が群生するツツジの名所として知られていた。しかし、戦後は宅地開発など周辺の環境が変化するに伴い、山一帯の木が多く枯れてしまった。そこで昔の面影を復活させようと1982年、市が山の一部を買収。地元の人らの協力も得て、1986年に昭には一般公開ができるまで回復した。現在は地元の老人会が中心となって「豊中市宮山つつじ保存会」(竹原修会長、10人)がツツジの育成、管理をしている。
 保存会は「今年は雨が多く、ツツジの咲き方は最高です。一般公開の時に満開を迎えると思います。ぜひご来場ください」と話している。=情報提供・豊中市(梶川伸)2014.04.06

宮山つつじ園 コバノミツバツツジ

更新日時 2014/04/06


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