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豊中消防・新千里出張所の新庁舎の運用開始

豊中市北消防署新千里出張所の新しい建物

 移転改築工事をしていた豊中市北消防署新千里出張所(新千里西町2)が4月1日、運用を開始した。
 出張所は3階建てで、延べ面積1503平方メートル。消防ポンプ車やはしご車などの消防車4台と救急車1台がある。災害用LED作業灯2台や毛布20枚、飲料水約100本などを備蓄した防災倉庫も設置されている。専用テントや便器を設置し簡易トイレとして使用できる「マンホールトイレ」も用意している。また、119番を受信する指令管制室からの指令書を出動準備室で受信することで、出動までの時間短縮が図られている。
 高津貞夫出張所長は「千里地区は豊中で唯一の地下街があり、高層建築物も多い。今後は地域の実情に合わせた防災力強化に努めたい」と話している。
 市は「安心・安全のまちとよなか」を目指し、「救命力世界1」を推進している。消防力の整備指針は出動から4.5分以内の現場到着を求めているが、移転前の出張所(新千里南町2)ではその時間内に到着できない地域があった。市はこれを解決し、市全域の消防力の均衡を図るために移転を決め、2011年度から事業を進めていた。=情報提供・豊中市(梶川伸)2014.04.02

豊中市北消防署新千里出張所 救命力世界1

更新日時 2014/04/02


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