20人が参加してマチゴト川柳のつどい
マチゴト豊中・池田は3月25日、豊中市立蛍池公民館で、マチゴト川柳のつどいを開いた。マチゴト川柳の選者、田中蛍柳さんと投稿者ら約20人が集まり、日ごろは紙面のうえの知り合いが顔を合わせ、川柳について語りあった。
最初に自己紹介をしたが、川柳歴の長い人の一方で、マチゴトへの投稿で川柳を始めたと明かす人もいた。お互いを知ってなごやかになった後、田中さんが初心者向けに川柳の心得について講演。「川柳の3要素は、うがち、こっけい、軽み。最近は真、情、美が主張されるようになった」と基本を説明し、「題材を絞り込み、筋書きを考え、句の形を考え、表現に近づけ、まとめ、推敲(すいこう)し、仕上げる」と具体的な作句の方法について語った。田中さんは「別れ」という席題を出し、参加者全員が2句ずつ作って、会をしめくくった。(梶川伸)
更新日時 2014/03/25