豊中市で高校生のサイエンスフェスティバル ノーベル賞の南部さんがメッセージビデオ
科学を身近に体験してもらおうと、豊中市は2月15日午後1時から、市立教育センター(蛍池中町)などでサイエンスフェスティバルを開催する。科学に対する興味や関心を高めるのが狙い。ノーベル物理学賞受賞者で、豊中市名誉市民第1号となった南部陽一郎さんのメッセージビデオも放映される。
豊中市内や近隣の小、中学校や高校、大学の科学系クラブなど15団体が、教育センターと蛍池公民館(共にルシオーレ内)に体験型の科学実験ブースを出展する。市立第三中学校のブースでは、プラスチックのコップとゴム風船で作る空気砲や、ペットボトルとガラス玉で作る顕微鏡など身近な材料を使った科学工作が楽しめる。また市立東丘小学校では、「運動量=速さ×重さ」を視覚的に体験してもらおうと、スーパーボールを使ったロケットを飛ばす。小惑星探査機「はやぶさ2」の試料回収装置設計に関する実験装置を発表して話題となった府立春日丘高校定時制は、反磁性についてのブースが出す。
出展の中で、科学の良さを最もアピールした団体には、南部陽一郎賞が贈られる。午後4時45分からルシオーレホールで、南部からのメッセージビデオが放映される。どちらも入場無料、申し込み不要。問合せは教育センター06-6844-5294。=情報提供・豊中市(梶川伸)
更新日時 2014/02/11