健康フォーラム「健康長寿のアドバイス」に36人参加
マチゴト地域健康フォーラム「健康長寿のアドバイス~老いない技術を知ろう~」が12月7日、豊中市男女共同参画推進センターすてっぷで行われた。36人が参加し、普段の生活習慣から始める健康長寿のコツなどを学んだ。
講師を務めた南谷クリニック(豊中市岡町北)の南谷哲司副院長は、専門的な用語やグラフを、ユーモアを交えながら分かりやすく解説。「少しお腹が空いた、腹8分目状態が健康寿命を延ばす」と語り、日常生活で中で消費エネルギーを増やす「NEAT(非運動性活動熱発生)」を心がけるよう促した。「具体的には電車で座らない、階段を使うなど。テレビもリモコンを使わず、昔みたいに手でチャンネル回せばいい。少しの不便を続ける事が大事」と続けた。
また、「腰痛のためNEATも難しい場合はどうすればよいか」という質問には、腹筋を鍛える「おなかへこまし運動」や、転倒しないよう筋肉をきたえる、片足立ちの「フラミンゴ運動」を、実演しながら紹介。参加者もお腹をさすりながら実践し、背筋を伸ばしていた。(礒野健一)
=地域密着新聞「マチゴト豊中・池田」第58号(2013年12月12日)
更新日時 2013/12/09