知らない名作読んで 石橋プラザで本の福袋
池田市の石橋プラザ図書館(石橋2)で、貸し出し図書の福袋が用意されている。福袋には「男のロマン」「三美一体」などのテーマが記されており、それに即した本が2、3冊入れられているが、借りた時点でタイトルはわからない。南多津子副館長は「普段読まないジャンルや作家の本を持ち帰って、より幅広い読書を楽しんでほしい」と話している。
福袋のテーマは、大人向け、子ども向け合わせて50以上ある。司書の武田祥子さんと照内百子さんが、袋のラッピングも行った。照内さんは「古い本は書庫に送られると、名作でも目に触れる機会がほとんどなくなる。そんな本を少しでも皆さんに読んでほしかった」と、企画の意図を説明する。
南さんは「人間滅亡の唄(うた)」、武田さんは「サンタクロースっているんでしょうか?」、照内さんは「ルピナスさん」を、一押しの本だという。どれも、いずれかの福袋に入れられている。
12月15日~23日にコーナーを設け、1人1袋。要返却。石橋プラザ072-760-2383。(礒野健一)
更新日時 2013/12/06