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池田エッセイの会 2カ月に1度集まり自作を朗読

教室では、それぞれが書いてきたエッセイを読み上げ、古川さん(1番奥)が助言、講評をする

 与えられた宿題でエッセイを書き、自作を朗読したうえで、先生に講評をしてもらう。池田エッセイの会(事務局・一谷豊史さん)の活動だ。
 25年ほどの歴史を持ち、現在の会員は池田市在住者を中心に29人。講師は日本放送作家協会関西支部長の古川嘉一郎さんが務め、2カ月の1度、池田市コミュニティセンターで教室を開く。「生活は流れていくが、日々の生活を書きとめることで、その意味を確認できる」と、会の目的を話す。
 宿題は企業などが公募しているものも取り上げる。11月13日の教室では、「香り」をテーマにした作品を持ち寄り朗読した。古川さんは「生活感が出ている文章はイメージがわく」「ちょっとした喜怒哀楽を拾い上げ、自分の気持ちを乗せるのがエッセイ」などと助言した。メンバーは手直しをした作品を、それぞれ応募することになった。
 会員は中高年が多い。当初から参加している山本節代(さだよ)さんは「書くことで生活を反省したり、目的を作ったりすることができる」と語る。2012年には、この教室で書いたエッセイや、夫との間で取り交わした相聞歌(そうもんか)などを収めた「みちづれ」を自費出版したという。
 次回の教室は2014年1月7日。年会費は8000円。問い合わせは一谷さん072-751-8432。(梶川伸)

池田エッセイの会 古川嘉一郎 は日本放送作家協会関西支部長

更新日時 2013/11/18


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