千里中央の地下街で総合防災訓練
秋の全国火災予防運動期間(11月9日~15日)を前にした7日、北大阪急行千里中央駅周辺の地下街(豊中市新千里東町1)で、地下街店舗や周辺テナントビルの店員、豊中市消防本部など、関係機関から約170人が参加し、総合防災訓練が行われた。地下街の飲食店で火災が発生し、複数の負傷者が出たとの想定で行われた訓練では、地下街店舗の店員らが、消防隊や救急隊が到着するまでの初期消火や負傷者の救出・地上への搬送、買い物客の避難誘導などに真剣な表情で取り組んだ。
豊中市では、1980年8月、死傷者百数十人を出した静岡駅前ガス爆発事故を機に、同年からほぼ毎年、地下街のある千里中央駅前地区で訓練を実施している。=情報提供・豊中市(早川方子)
更新日時 2013/11/07