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竹政さんのフォーラムに20人参加

手際のよい手術動画が映し出されると、会場から感嘆の声があがった

 「マチゴト豊中・池田」は9月1日、豊中市玉井町1、とよなか男女共同参画推進センターで、大腸がんの腹腔(ふくくう)鏡手術をテーマとした健康フォーラムを開いた。20人が聴講した。
 フォーラムでは大阪大学大学院消化器外科学内講師の竹政伊知朗さんが講師を務めた。竹政さんは傷が少ない大腸がん手術、腹腔鏡手術の、その中でもさらに傷が目立たない「単孔(たんこう)式」の名医として国内外で知られている。フォーラムでは最先端の大腸がん治療について、手術の動画や患部の写真を使いながらわかりやすく説明した。
 フォーラムの後半は質疑応答となった。これまでに2回、大腸がん手術を受けたという女性が「もし3回目の手術の必要ができた場合、単孔式は適用できるのだろうか」と質問をすると、竹政さんは「できる。大事なのはきちんと診断すること。2回目、3回目だから単孔式ができないということにはならない」と答えた。そして「ポリープができやすい体質の人はこまめな検診を受けてほしい」とアドバイスした。(早川方子)

更新日時 2013/09/09


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