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池-1グランプリ 関関カラーズの「池炭バーガー」が優勝

池田青年会議所の倉田晃理事長(左)から表彰を受ける、関関カラーズのメンバー

 池田発祥の日清食品・チキンラーメンを素材として、池田の新しい名物メニューを作る「第2回池-1グランプリ」(池田青年会議所主催)が25日、池田市立池田小学校グラウンドで開催され、池田市サカエマチ商店街の空き店舗を中心に地域コミュニティ活動を行う学生団体「関関カラーズ」の「池炭(いけたん)バーガー」が、2代目優勝メニューに選ばれた。
 グランプリは、北摂地域の飲食店や学生グループなど、13店が工夫を凝らした新メニューを提案し、午後4時から販売をスタート。食べに来た客が審査員となり、味やアイデア性、池田らしさなどを基準に、良いと思ったメニューが記された投票箱に、割りばしを入れていった。投票は午後8時に締め切られ、その後ステージ上で投票箱の重さを順番に計量し、順位を発表した。
優勝メニューとなった「池炭バーガー」は、池田炭を練り込んだ黒いバンズに、ペースト状にしたチキンラーメンを塗り、自家製チャーシューと煮玉子、レタス、マヨネーズを挟んで、最後に細かく砕いたチキンラーメンを入れたもので、1つ300円で販売した。
 関関カラーズ代表の中西佑貴さん(関西学院大理工学部3回生)は、「カラーズという団体名なので、何か色をテーマにしたいと思い、池田炭の黒が浮かんだ。その池田炭や、パンなどは商店街の方に協力してもらい、本当にいいものになった。皆さんに感謝です」と話した。パン作りで協力したサカエマチ商店街の「ブーランジェリー・アンティーブ」の店主、渡辺栄治さんは「僕は裏方。喜んでいる学生たちの顔を見られて、うれしいです。まだ店を出して半年ほどだが、これからも学生や商店街のイベントに参加していきたい」と顔をほころばせた。
「池炭バーガー」は、8月28日にサカエマチ商店街で行われる「夏のサカエマツリ」でも販売する。午前11時から販売開始し、売り切れ次第終了。(礒野健一)

更新日時 2013/08/27


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