名前の知らない『おじさん』へ
ある日、私が急いでいる時に、自転車をいっぱい倒してこけた時、おじさんは何も言わず自転車をなおしてくれましたね。私が「ありがとうございます」って言ったら、今度は、私のけがの方を心配してくれましたね。
その時のあなたの笑顔、やさしい背中は、今になっても覚えています。
あなたと、1週間前にも会っていたのを、知っていますか? その時は、あなたは、ほかの人を助けていましたね。
血もつながっていない私達に差しのべてくれた手、あたたかかったですよ。
あなたの知らない私 より
=第十六中学校 福原沙蘭さん(豊中「伝えよう!いのちのつながり」第4回=2012年度=作品から)
更新日時 2013/08/08