清掃奉仕36年 小野忠子さんを環境省が表彰
36年間にわたり、清掃活動を続けている豊中市庄内幸町2、小野忠子さん(87歳)に、環境省から「地域環境美化功労功績者」として表彰された。小野さんは7月3日、豊中市役所を訪れ、浅利敬一郎市長に受賞の喜びを報告した。
この賞は長年にわたって、緑化、浄化、清掃等地域環境の美化に取り組んだ実績が顕著な人や団体に贈られる。小野さんは「たばこの吸い殻などが落ちていると、朝勤めに出る人が嫌やろな」と考え、1977年に自宅周辺のごみを拾い始めた。以来ほぼ毎日、自宅の前や周辺の清掃をしてきた。
小野さんは「これをしようとか、しなければならないとかでは無く、きれいだと自分がうれしいのでやってきた。いつや、どこまでなど決めず、ごみが落ちていたら拾うだけです。若い人が手伝ってくれることもあって、話もできて楽しい」と話した。=情報提供・豊中市(梶川伸)
更新日時 2013/07/05