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木下・池田市議長「小中一貫校の予算を6月議会で」

昨年、体調を崩した。当分、酒は飲めないというがノンアルコールビールを手に、立ち飲み屋で市民の声を聞き続けている

  池田市議会第72代議長に選ばれた木下克重さん(自民党)は、2年連続5回目の議長を務める。2012年は3会派の推薦だったが、2013年は民主党も加わり4会派の推薦を受けた。
 就任早々、重要な議案にリーダーシップを発揮することになった。「6月議会で、細河小学校と伏尾台小学校を統合したうえ、細河中学校との小中一体型一貫校を設ける予算を決定する」と話す。9年間の一貫教育をする学校で、2015年4月開校を目指している。施設は細河中学校を使うため、校舎や屋内運動場の改修、屋上プール付き校舎、サブアリーナの増築など25億5000万円が予算化されている。学校の名称や移転後の細河小学校、伏尾台小学校の利用方法は未定だという。
 議員生活31年の57歳。「バブル前から現在まで、それぞれの時代を見てきた。地方自治体は今が1番しんどい時期。だからこそ知恵を絞って、前向きな議論をしたい」と語る。時代にあった施策をするためには「聞く耳を持って、素直にならんとあかん」と熱く語り、「最近では池田のうるさがた」と呼ばれるようになってしまったと苦笑い。 (進藤郁美)

更新日時 2013/06/12


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