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若き日の思い出の街・石橋 笑福亭三喬さん

趣味は「喫茶店で世間話」。行きつけの店で常連客らと、長い時は数時間しゃべり、ネタのヒントを得る

 6月29日に石橋駅に近い池田市民文化会館アゼリアホールで、落語家の笑福亭三喬・林家染二「ふたり会」がある。
 三喬さんにとって石橋は、師匠・笑福亭松喬さんに弟子入りした当時からの思い出の場所だ。「もう30年前になりますか。近くに師匠が住んでいたので、住み込みではなかったですが、よく通いました。なじみの店は保呂酔(ほろよい)って居酒屋。当時から人も場所も変わらず、そこのお母さんは『石橋のシーラカンス』と言われてます」と笑うが、三喬さんはまったくの下戸。「若いころはいつも運転手役」だったそうで、今も落語会の打ち上げは基本的にやらない。しかし、なぜか石橋ではやるという。「何でやろ。ゴチャっとした街の感じが、落語に出て来そうでおもろいんかな」と首をひねる。
 落語の街を掲げる池田では、学生や社会人落語家が出演するイベントも多い。大学の落語研究会出身の三喬さんは「彼らがあってこその落語文化」と応援する。
 「ふたり会」は10回目の今回が最終章。「10年をひと区切りに、新しいことに挑みたい」と目を輝かせる。(礒野健一)

更新日時 2013/06/11


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