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自然で遊ぼう⑳ ツツジの花粉の秘密

豊中市宮山町1、宮山つつじ園のコバノミツバツツジ

 春になり、色とりどりの花が咲き始めました。色も多種多様ですが、その形も多種多様です。小学校の時に習った「虫媒花(ちゅうばいか)」や「風媒花(ふうばいか)」など、花が花粉をどうやって運ぶかによって形が変わります。道に咲く花でも、五月山に咲く花でも、それぞれが戦略を持ち、子孫を残すためにいろいろな工夫をしています。
 今が盛りのツツジにはどんな秘密があるのでしょうか? 花粉は風が運ぶのか? それとも虫か? はたまた他の方法か?
 今回は答えをここには書きません。その代わり、ヒントを用意しました。ツツジの雄しべに優しく触ってください。できれば咲いたばかりの花がいいです。そして、手についた花粉をゆっくりと観察してみて下さい。ゆっくりと、が大切ですよ。そうすれば答えが手に入ります。私はネイチャーガイドとして15年ずっと、こうして直接自然を観察し続けて、答えを手に入れてきました。
 自然はまさに大きな先生。そんな先生に会いに、お散歩してみませんか?
【木村太郎さん】株式会社EGGS代表。さつきやま森の幼稚園園長。池田市在住。五月山での様々な自然体験などを提供。

更新日時 2013/05/12


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